なぜ、わかってもらえないのか

更新日:8月9日



こんにちは。

オンライン面談でなりたい姿の明確化~実現までのサポートをしている

Career gameのこもとりです。



「この人は何で私にこんなことするんだろう、、」

「ここまでしてるのに、何でわかってくれないんだろう、、」



と思った事、一度はあるのではないでしょうか。


【目次】

人間が持っている心理的バイアス

確証バイアス×初頭効果

ステレオタイプ

ハロー効果

偽の合意効果


認識の2段階プロセス

第一段階

第二段階


まとめ



人は円滑に人間生活を送れるように、

認識のパターンがあり、多くのバイアスに捉われています。

そして思考をショートカットする、認知的倹約家なのです。



認知的倹約家とは

「認知的倹約家」は、Susan FiskeとShelley Taylorという心理学者が提唱した概念です。


人間は、視覚や聴覚などの感覚器官から入ってくる全ての情報を取り入れて処理しようとすると、入ってくる情報が多すぎて脳が処理しきれず、大きく疲労してしまいます。そこで、人間は問題解決に際して、特別に意識を向けない限り、外界から感覚器官を通して入ってくる情報を無意識的にセーブする傾向を持っています。


このような、感覚器官を通して流入する情報を無意識的にセーブしようとする傾向について、人間は「認知的倹約家」である、と表現されます。






今回は「なぜ人にわかってもらえないのか」その理由を人間が持っているバイアス/認識パターンの観点からお伝えします!


人間が持っている心理的バイアス


確証バイアス×初頭効果

確証バイアスとは、自分がすでに持っている先入観や仮説を肯定するため、自分にとって都合のよい情報ばかりが目に入る事を指します。


初頭効果とは

最初に与えられた情報が後の情報に影響を及ぼす現象を指します。


人や物に対する第一印象が長く残るのはこの影響ですね。


確証バイアス×初頭効果で、

最初に与えられた印象を正当化する材料を探してしまうんですね。


例えば:

第一印象で「Aさんは真面目そうだな」と思ったとする。

その後Aさんが時間通りに待ち合わせ場所に来たり、目を見て話す事が目について「真面目さの表れ」

と思うようになります。


反対に、

「Bさんはどこか信用できない」と思ったとします。

その後Bさんが少し言葉を間違えたり、身体の動きがぎこちない事が目について「やっぱりこの人は怪しい」

と思うようになります。

本当はただ言い間違えたり、たまたま足が痛かっただけかもしれないのに。



一度作られた印象は後から変える事は大変困難なため、

第一印象は大切なのです。



ステレオタイプ

ステレオタイプとは、多くの人に浸透している固定観念や思い込みのことです。

例えば国籍・宗教・性別、理系・文系、好きな͡コト・モノ等特定の属性を持つ人に対して抱く単純化されたイメージを指します。


自分が持っているイメージで、あなたの行動や言葉を解釈します。

多くの場合、自分がそうしていることにすら気付いていません。

そのステレオタイプを信じていなくても、知っているだけで影響されるといわれています。


ある研究で、少額裁判における判例(意図的な器物破損の訴え)を500件以上調べた所、最も大人びた顔の被告人は92%が有罪とされたのに対して、最も童顔の被告人が有罪になったのは45%に過ぎなかったそうです。


童顔の人がモノを壊しても、うっかりしてしまったのかな?と思ってもらえそうですが、大人びた顔の人が壊したら、わざとやったと思われる傾向にありそうですね。

怖いですね、、


自分が何にカテゴライズされるかは重要なポイントになります。


ハロー効果

ハロー効果とは、ある対象物を評価する際、目立つ特徴に引きずられるように、

他の特徴についての評価までが歪められる現象のことを指します。


外見的に魅力的な人を見た時に、頭も良く・友人が多く・誠実だと思い込んでしまうやつです。

冷静に考えたら「関係ない」とわかっていても、無意識のうちに引きづられてしてしまうのです。


偽の合意効果

自分の意見や考え、行動は常に正常で正しいと思い込むことを指します。


例えば。

・仕事を欠勤する際はメールで連絡するのは非常識。必ず電話で報告するのが望ましい。という考え

・上司側からすると部下との距離を縮めるためのコミュニケーションが、相手には「なれなれしい態度でパワハラ・セクハラではないか」と判断された。等


自分は「当たり前」「普通でしょ」と思っていること、

それは相手の「当たり前」「普通」とは異なっている可能性が高いです。



認識の2段階プロセス


第一段階

対応バイアス/ヒューリスティクスといわれています。

人はあなたの行動を目にしたとき、

今までの経験・知識・バイアスから自動的に簡単な推測を行い、判断します。

この時の判断は‘よく考えたら違う’ことも含まれていますが、

全て無意識に行われているので、判断している人は「客観的に見ている」と

信じているんですね。


第二段階

第一段階で作られた推測を状況や他の要素を考慮に入れ、修正するフェーズです。

この段階に行くには、相手を理解しようとするエネルギーとモチベーションが必要になるので、簡単ではありません。


また、相手が複雑な問題を抱えている時、ストレスが溜まっている時等はステレオタイプで人を見る傾向が強くなります。


初めに正しい印象を与える方が、後で修正するよりはるかに簡単で望ましいですね。



まとめ


自分を正しく理解してもらうには、相手を正しく理解する事が大切です。


人間が持っているバイアスを理解して、

自分も相手も正しく理解しましょう!




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